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鍼灸治療

鍼灸治療東洋医学では、人間の身体には、「気」と呼ばれる生命エネルギーが流れており、気の流れが滞ったり、余ったり、不足したり、調和が乱れると、健康を損なうと考えられています 。

気が流れる経路を「経絡(けいらく)」と呼び、健康状態を判断します。施術のポイントを「経穴(けいけつ)」と呼び、経穴は一般的に「ツボ」と呼ばれます。

経絡は、身体中にある線路のようなもので、経穴は駅のようなものです。

身体の症状や自覚症状から、対応する経穴(ツボ)に鍼や灸を使い刺激与えることで、気の流れを整え、健康回復させる方法が鍼灸治療です。

経絡治療は、ツボを刺激し全身を整えることで、機能改善する治療です。詳しくはこちら

トリガーポイント治療は、主に筋膜などに働きかけ、特定の痛みやしびれを改善する治療です。詳しくはこちら

鍼治療 経絡治療トリガーポイント治療 40〜60分 5,000円(税込)
灸治療 びわ葉温灸刺さない鍼治療
または、びわ葉温灸弱刺激鍼治療 40〜60分
5,000円(税込)

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鍼(はり)について

鍼の写真ほりえ鍼灸院では、鍼を刺さない鍼治療も行っています。

鍼を刺さない鍼治療は、接触鍼や、鍉(てい)鍼と呼ばれ、弱刺激体質に使う鍼で、痛みを伴わない気持ちの良い刺激です。

鍼は髪の毛ほどの細さで多種類あり、細い程痛みがありません。

右写真は、注射針と治療鍼を比べたものです。太い針は、一般的に使われている注射針です。採血で使用される針は、外径0.8mm〜0.7mmです。

細い針は、鍼治療で使う針で外径0.1mm〜0.2mmになります。

どうしても鍼が怖い方は、刺さない鍼で、その効果を一度体感してみてください。

鍼は、全て使い捨てのディスポ鍼を使用しています。

経絡治療とは

経絡治療とは経絡治療は、ツボを刺激し全身を整えることで機能改善していく治療です。

疾病を経絡・経穴の変動として把握し、その経絡を本体として、望・聞・問・切の四診により診断して、どの経絡に変動があるかを察知し、変動のある経絡を虚と実に分ける。その虚している(不足している)経穴には補法を、実している(過剰である)経穴には瀉法を行って治療する方法である。

「経絡治療のすすめ(首藤傳明著)より」

東洋医学の経絡は、エネルギー源である気・血・津液(しんえき)を循環させる通路です。

経絡は正経12本と、任脈(にんみゃく)と督脈(とくみゃく)の14経脈と奇経8脈があります。五臓六腑に異常や病気があれば、経絡やツボ(経穴)に反応が出ます。

そのツボを刺激することで、全身のバランスを調整します。

陰陽の考え方

東洋医学では、自然界のすべてを、陰と陽に分ける考え方をします。

例えば、身体では内側を流れる経絡が陰経で、主に五臓の経絡と関係しており、
外側を流れる経絡が陽経で、主に肉体との関係が多く、六腑の経絡と関係しています。

五臓とは、肝・心・碑・肺・腎を指し、六腑とは、胆・小腸(三焦)・胃・大腸・膀胱を指します。

トリガーポイント治療とは

トリガーポイント治療は、筋膜などに働きかけ、特定の痛みやしびれを改善する治療です。

トリガーポイントとは、痛みの引き金になるポイント(点)のことで、刺激に対して過敏になる部位を指します。

トリガーポイント治療とはどうしてトリガーポイントができるのでしょうか?

頻回に・強く・連続した刺激により疲弊すると、その筋が過敏化してきます。

トリガーポイントは、過敏になった感覚受容器(筋膜・腱・靭帯・骨膜にある)にあり、鍼や指圧などでトリガーポイントを刺激すると、刺激している所から離れた所で響きが感じられ、これを関連痛といいます。

どんな時にトリガーポイントができるのでしょうか?

デスクワーク、無理なストレッチ、スポーツ、冷え、座りっぱなし、立ちっぱなしなど、筋肉にかかるストレスによってトリガーポイントが作られます。

責任トリガーポイントとは

収縮・むくみ・圧迫などによって、そこに充分な血流が行かないと、痛み物質となる老廃物が蓄積します。老廃物の蓄積は、責任トリガーポイントに変化し、痛みやしびれとして自覚されます。責任トリガーポイントは、一般にいう「あーそこそこ!ツボに当たったよ!」と、痛みを認知される所です。

つまり、痛みを感じている所は、必ずしもその部位が痛みの発生源ではないということです。

トリガーポイントの治療では、“どこが痛いか”ではなく、“どんな動きで痛いか”を伺い、トリガーポイントの刺激部位を判断していきます。痛みの部位にとらわれず、患者さまの情報と動作検査から、刺激部位が絞り込まれ治療を進めていきます。

痛みの発生源となる責任トリガーポイントを鍼で刺激することで「あ、それ!」が生じることと、痛い所に当たったという特徴があります。

責任トリガーポイントが刺激される事で、筋肉の緊張、むくみ、血流が改善され、痛みが和らぎます。

灸(きゅう)について

ほりえ鍼灸院では、煙や臭いが出ない、びわ葉エキス温灸器による治療を行っています。

びわ葉温灸とは

びわ葉温灸とは、びわ葉エキスと遠赤外線による温熱効果で、ツボから浸透させる心地よい温熱療法です。

びわ葉の効果・効能

びわ葉温灸とはびわ葉に含まれるアミダリン(ビタミンB17)などの薬理作用と、ツボ刺激作用で、血流を改善し、内臓の働きや自己治癒力を活性化させます。

疲労感、筋肉のコリ、筋肉痛、神経痛などの痛み、冷え、胃腸の不調、血行不良などの改善が期待できます。

びわ葉温灸の特色

  • ヒーターの熱を皮膚の表面に当てて体内に深く浸透させ、患部を温め気長に湿温する自然療法です。
  • 温熱効果と、もぐさ、びわ葉エキスの効果を同時に活用できます。
  • びわ葉エキスを蒸気化し湿温灸に変えて、患部の血行を促しコリをほぐします。
  • 経絡上のツボに、心地良い温度で温めますので、温灸の跡も残らず煙も出ません。

WHO(世界保健機構)の鍼灸適応疾患

WHO(世界保健機関)が認めた鍼灸適応疾患は、次のようなものがあります。

神経系疾患

神経痛、神経麻痺、けいれん、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー

運動器系疾患

リウマチ、頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症、五十肩、腰痛、腱鞘炎、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)関節炎

WHO(世界保健機構)の鍼灸適応疾患循環器系疾患

心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ

呼吸器系疾患

気管支炎、喘息、風邪および予防

消化器系疾患

胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)、胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾

代謝内分泌系疾患

バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血

生殖、泌尿器系疾患

膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎

産婦人科疾患

不妊症、月経不順、生理痛、冷え性、更年期障害、妊娠悪阻(つわり)、胎位異常(さかご)乳腺炎、乳汁分泌不全

耳鼻科疾患

耳鳴、難聴、メニエール病、鼻炎、中耳炎、鼻出血(はなぢ)、副鼻腔炎(蓄膿症)

眼科系疾患

眼精疲労、仮性近視、結膜炎、眼精疲労(疲れ目)、かすみ目、麦粒腫(ものもらい)

小児科疾患

小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善

皮膚科疾患

皮膚炎、蕁麻疹、ヘルペス、肝斑(しみ)、円形脱毛症

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