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リンパドレナージュ

リンパドレナージュのドレナージュとは「排液」のことで、皮下のリンパの流れに働きかけ、むくみの原因であるリンパ液を排液するという意味です。

リンパドレナージュは、リンパマッサージとは異なり、皮膚への優しい動きでリンパの流れを良くして諸症状を改善します。ブログ参照

リンパドレナージュこんな症状の方に

  • 慢性疲労
  • 倦怠感が取れない
  • むくみ・たるみが気になる
60分コース 顏、首、腹部 (フットバス付) 8,000円(税込)
90分コース 首、腹部、脚、背中(フットバス付) 11,000円(税込)
110分コース 首、腹部、脚、背中(フットバス付)
美脚効果をご希望の方は、多層バンテージ巻
13,000円(税込)

多層バンテージとは、数本の弾力包帯を巻くことです。

わからないこと、ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合せください

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リンパドレナージュとは

リンパドレナージュとは2010年にリンパ浮腫治療における用語の統一が行われ、「リンパマッサージ」と「リンパドレナージュ」は区別しようということになりました。

治療目的で行われるリンパドレナージュは、メディカルリンパドレナージュ(Medical lymph drainage)や、マニュアルリンパドレナージュ(Manual lymph drainage)と呼ばれMLDと略されます。日本語では、用手的リンパドレナージュや、徒手リンパドレナージュのことを指しています。

リンパドレナージュは、エステや施術サロンなどで、美容や健康目的で行われるオイルを使ったリンパマッサージとは異なり、皮膚への優しい動きでリンパの流れを良くして症状を改善する方法です。ブログ参照

メディカルリンパドレナージュ(訪問メディカルリンパドレナージュ)

メディカルリンパドレナージュほりえ鍼灸院では、乳ガンの術後に発症した「リンパ浮腫」の方のために、訪問による医療用リンパドレナージュ(メディカルリンパドレナージュ)を行っています。

看護師であり、メディカルリンパドレナージュを習得した医療従事者が行うため、安心して施術を受けていただく事ができます。

施術には、主治医による診療情報提供書が必要になります。

副作用や悪化が予想される症状の場合は、治療できないことがございます。
あらかじめご了承ください。

下肢浮腫の方はご相談ください。

初回 120分 12,000円(税込)
再診 上肢 70分 9,000円(税込)、下肢 90分 12,000円(税込)
  • 上肢・下肢ともに、リンパドレナージュと多層バンテージ巻
  • 施術料金以外に、訪問料金2,000円と交通費をご負担いただきます。
  • 初めての方は、治療の流れもご覧ください。治療の流れについてはこちら

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メディカルリンパドレナージュ(MLD)の方法

リンパ液とは、簡単にいうと体の中の水分体液のことです。血液は体の中の水分の一つですが、毛細血管から血管の外に漏れ出す体液は、身体のあらゆる組織に行き渡り、栄養を運んだり不要な物質を回収したりします。その体液の一つであるリンパ液は、細いリンパ管から太いリンパ管を経て、最終的には心臓へ戻る血管である静脈に合流します。

リンパ液は、リンパ管という管の中を流れていきますが、途中の所々にリンパ節があります。

リンパ節は、リンパ液に含まれる免疫細胞が、細菌やウイルス、不要になった細胞などを処理しやすくするための広場のようなものです。

メディカルリンパドレナージュ(MLD)の方法ガンの切除など、病気が原因で起こる二次性リンパ浮腫の多くは、脚の付け根の鼡径部や、わきの下の腋下リンパ節の切除によって、この部分のリンパ液の流れが悪いことが原因です。

従って、できるだけ鼡径部や腋下周辺部位を中心部(心臓)へ向けて行い、最後に脚や手のドレナージュを行います。

リンパドレナージュの基本では、リンパ管が最終的に合流する静脈地点の左鎖骨上窩から始めるとされています。身体の末端のリンパの流れを良くしても、心臓付近の流れが渋滞を起こしていては、心臓に戻すことができないからです。

二次性リンパ浮腫では、患部が脚なら下腹部やでん部、患部が腕なら胸壁・肩・わき周辺にもむくみが広がっていることがあり、その部分のむくみの排除も必要となります。特に手術した部分は硬くなりやすいので入念に行います。

リンパ浮腫におけるリンパドレナージュは、一般的に行うリンパマッサージとは異なり、皮下リンパの流れを良くする目的で行われるため、患部を軽く擦り、皮膚表面をずらすような感覚でゆっくり優しく行います。入浴後など、身体が温まり血管が拡張している時が効果的です。

【リンパ浮腫の治療 2011年 廣田彰男著より引用】

むくみ(浮腫)について

リンパ浮腫

リンパ浮腫リンパ浮腫は、手や脚にリンパ液が溜まったむくみのことです。

婦人科系ガンや乳ガンなどの手術で、リンパ管やリンパ節を切除した後に発症することが多く、先天的にリンパ管やリンパ節の発育が悪いなどでも発症します。

リンパ液はタンパク質が非常に多く、リンパ液が長期間手脚に溜まると、非常に硬い皮膚に変化しやすいので、発症早期に治療する必要があります。

【リンパ浮腫の治療 2011年 廣田彰男著より引用】

静脈性浮腫

静脈性浮腫静脈は血液を心臓に戻す血管で、手脚の静脈に異常が生じると手脚のむくみがみられます。

静脈の異常は、大きく分けて血液が逆流する静脈瘤と、静脈が閉塞する深部静脈血栓症の二つがあります。

下肢静脈瘤

静脈の血流は非常に緩やかなため、逆流を防ぐ「弁」がついています。

下肢静脈瘤は、妊娠や立ち仕事などが原因で弁が壊れ、逆流した血液が溜まって静脈内にこぶ状になる症状です。

血液は重力に従って下肢に溜まりやすいため、下肢のむくみとなって現れます。

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症は、手術や外傷、または原因不明の血栓により、静脈が閉塞した症状です。

流れるべき静脈内の血液が流れなくなるため、閉塞した部分から末梢の手脚にむくみがみられます。

その他のむくみ

静脈の血流は緩やかなため、心臓に戻すには「筋肉ポンプ」などの筋肉運動によって血流に勢いをつけています。

高齢者や脳梗塞などで歩行困難になると、足を下げて座る時間が多く、歩行運動する時間が少なくなるだけで下肢のむくみが起りやすくなります。地球上には重力があるため、体内の水分も重力に従って身体の下の方に溜まり、さらにむくみが起りやすいのです。

筋肉を使わないで座る時間が多くなると、「筋肉ポンプ」の働きは弱くなるため、夕方になるほどむくみが強く、朝には改善している状態がみられやすくなります。

【リンパ浮腫の治療 2011年 廣田彰男著より引用】

リンパ浮腫のでき方(リンパ浮腫発症のメカニズム)

リンパ浮腫発症のメカニズム人体の水分は約60%で、細胞内液40%、細胞外液20%と言われます。細胞外液は、さらに血液内液、組織間液、リンパ管液に分けられます。

心臓から出る一日の血液量は、約2,400リットルで、心臓の動脈から出た血液は、太い動脈から徐々に細い動脈を経て、毛細血管へ至り、細い静脈から徐々に太い静脈を経て、再び心臓に戻る循環を繰り返しています。

毛細血管の壁には、小さなすき間があり、血液成分の一部が血管外に漏れ出しています。

この現象は主に動脈側の毛細血管で起こり、その量は一日約20リットルとされています。

血管外に漏れ出す体液には、血管壁を楽に通れる水分、ガス(二酸化炭素)、電解質、その他溶質と、血管壁を楽に通れない少量のタンパク質等が含まれます。

漏れ出た体液は、組織のすき間に至り、細胞代謝の影響を受けた後、再び毛細血管の静脈側に入っていき、その量は約16〜18リットルあります。

漏れ出た体液量(濾過量)と、再び静脈に入った体液量(再吸収量)の差、2〜4リットルがリンパ管に入ってリンパ流となります。

リンパ管内の液をリンパ液といい、タンパク質や脂肪を多く含んでいますが、赤血球は含まないので、赤色ではなく無色から淡いクリーム色をしています。

通常のリンパの流れは、身体下部からの全てのリンパ液は、左上肢、左胸部、左頭部からのリンパ液を合わせ胸管に流れ込み、次いで左内頚、鎖骨下静脈への接合部(首の付け根、左鎖骨の最も内側の部分)に注ぎ込みます。

また、右上肢、右頚・頭部、肺の大部分からのリンパ液は、右リンパ本管に入り、右鎖骨下と内頚静脈への接合部で太い頚静脈に注ぎ込み、心臓に戻ります。

このような血液とリンパ液の流れを例えてみると、給水管(動脈)から送られてきた水分とタンパク質が、組織で使われた後、それぞれが静脈とリンパ管という2系統の排水管によって排除されているといえるでしょう。

もし、リンパ管という排水管が詰まってしまったり、一時的に閉じてしまったりするとリンパ流は停滞してしまいます。

リンパ流の停滞によってリンパ管に入れなかったタンパク質は、血管外の皮下組織に淀んでしまい、組織のすき間のタンパク質濃度は、徐々に高くなってきます。

しかし、組織のすき間にタンパク質が多くなっただけでは、脚や腕はむくんではきません。

むくむ理由は、タンパク質が水分を引き付ける性質を持っているからです。

通常、毛細血管の内側はタンパク質濃度が高く、毛細血管外側の組織の間のタンパク質濃度は低いので、水分は毛細血管側に引き付けられ留まろうとします。

しかし、リンパ浮腫のようにリンパ管に障害があると、組織のすき間のタンパク質濃度が高くなり、水分を毛細血管側に引き付ける力は弱くなってしまいます。

また、組織のすき間の増えたタンパク質が、水分を引き付けるため、組織のすき間の水分はさらに増えてしまうのです。

では、リンパ浮腫発症によってリンパ管やリンパ節が障害されてしまった場合、組織のすき間に溜まったタンパク質と水分は、全く排除されないのでしょうか?

人間の身体はうまくできていて、そのようなことはありません。

たとえ、リンパ節が切除されても、リンパ液は細々とでも流れ続け、副行路(脇道)がどんどん発達していきます。この副行路は、主に皮膚表面近くに多数存在するので、皮膚を軽く擦るだけでも、リンパ液の流れはよくなっていくのです。

リンパ管は静脈よりはるかに細くて弱い管ですが、性質は静脈に似ています。

【リンパ浮腫の治療 2011年 廣田彰男著より引用】

蜂窩織炎とは

蜂窩織炎とはリンパ浮腫になると、組織の間にタンパク質と水分が過剰に溜まり、循環が悪くなります。

そのため、脚や腕に僅かな細菌が侵入しただけで、一気に広がり増殖してしまいます。

毛細血管の壁には、細胞組織などと成分のやりとりをするため、小さなすき間があります。

強い炎症が起きると毛細血管壁のすき間が大きくなり、血管壁透過性亢進を起こします。

血管壁透過性亢進によって、組織間に大量に水分が出て、むくみは急速に増えてしまいます。

この状態を蜂窩織炎と呼び、リンパ浮腫治療の上で、最も避けなければならないと言われています。

再発が多いのが特徴とされていますが、むしろ一度炎症を起こした場合は、その患部に菌が僅かに残っていると考えた方が理解しやすい。

蜂窩織炎の症状は、患部の腕や脚の所々に、蚊に喰われたような赤い斑点が出る場合が多く、また患部全体が突然赤くなり高熱を出す場合もあります。極めて稀に、敗血症に移行することもあります。

リンパ浮腫は、通常急速に悪化することはありませんが、蜂窩織炎では、急速に悪化するため、慌てて一生懸命リンパドレナージュをするとかえって悪化させてしまいます。

【リンパ浮腫の治療 2011年 廣田彰男著より引用】

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